『最強チームをつくる方法』という本を読んだのでメモ。
- 腐ったリンゴ
- チームに一人でも「性格が悪い」「怠け者」「周りを暗くする」人がいると、チームのパフォーマンスは30〜40%下がる
- チームのメンバーは腐ったリンゴの振る舞いを真似するようになる
- まさに悪貨は良貨を云々
- 腐ったリンゴを中和する振る舞い
- 腐ったリンゴが嫌な雰囲気を出すと、それを中和する人がいる
- 中和する人は「おいしいリンゴ」
- 嫌な雰囲気になると笑顔を振りまいたりする
- おいしいリンゴは、ここが安全であるというメッセージをメンバーに伝える
- チームのパフォーマンスを決めるのはメンバーの優秀さではない
- 強いリーダーでもない
- ちょっとした行動がチームのパフォーマンスを決める
- チームに「安全」や「安心」を感じさせる行動
- 良いチームの特徴
- 物理的距離が近い
- アイコンタクトが多い
- 肉体的接触がある
- 短い言葉のやり取りが多い
- 仲良しグループを作らず、メンバー全員が仲が良い
- 人の話を遮らない
- 質問が多い
- 人の話を熱心に聞く
- ユーモアと笑いがある
- ありがとうと言う
- 安心と安全をつくるのは帰属のシグナル
- 帰属のシグナルの特徴
- エネルギー
- 目の前の交流を大切にする
- 個別化
- メンバーを独自の存在として尊重する
- 未来志向
- 関係がこの先も続く
- エネルギー
- 帰属のシグナルの特徴
- 帰属のシグナルは何度も送られる必要がある
- チームのパフォーマンスの計測可能な指標
- メンバー全員が話し、話す量も同じ、一回の発言は短い
- アイコンタクトがあり、話に熱量がある
- リーダーだけでなくメンバー同士でコミュニケーションをとる
- メンバー間で個人的な雑談がある
- メンバーが定期的にチームを離れ、戻ってきたときに新しい情報を共有する
- 自分のことを気にかけてくれる人がいる、という認識がパフォーマンスを向上させる
- 脳は安心よりも危険の方を重視する
- 安心を感じるためには帰属のシグナルが継続的に何度も送られる必要がある
- 帰属できる環境の基準
- 以下に全てイエスと答えられる場所
- 「私たちはつながっているか?」
- 「私たちは未来を共有しているか?」
- チームとしての成長が予想できない環境はダメ
- 「ここは安全な場所か?」
- ミスを責められる環境は安全ではない
- 帰属意識を育てるには
- 物理的に近くにいること
- 遠慮なく指摘したり褒めたりする
- 一緒にメシを食う
- チーム外の世界のことも話す
- チームがつらい思いをしたときに絆は深まる
- 衝突の時間を作る
- ある人同士が偶然に出会うこと
- 仲良しグループで固まるのはダメ
- 働く場所の距離が8メートルより近くなるとコミュニケーション頻度が急激に高くなる
- 近くで働く人同士はメールの頻度が4倍になる
- 近くで働くチームは進捗スピードが32%上がる
- メンバーの話を遮らない
- リーダーが早い段階で自分の弱さを見せる
- 自分が間違っている可能性を認める
- 将来の話をする
- ありがとうとしつこく言う
- ありがとうは単なる感謝の言葉ではなく、帰属のシグナルとして機能する
- ありがとうが多いチームはパフォーマンスが優れている
- メンバー選びを慎重に厳しくやる
- 悪貨は良貨を云々だから
- 腐ったリンゴを取り除く
- 要するに有害な人は容赦なくクビにする
- いいコーヒーマシンやラウンジや食堂を作る
- 衝突の機会になるから
- すべての人に発言の機会を与える
- サンドウィッチフィードバックをしない
- 褒め言葉で批判を挟むやつ。褒め言葉しか伝わらない
- 弱さを見せる
- メンバーに弱さを見せると、相手も弱さを見せてくれる
- 弱さを互いに開示すると帰属意識が強まる
- 互いの弱さを認めると、協力が生まれる
- 自分が主役になりたい気持ちをいましめる
- 何度も弱さを見せる
- 運命共同体
- 帰属意識が強まると、失敗を恐れなくなる
- 他のメンバーが助けてくれることを確信できるから
- 質問する
- 質問することで問題を発見する
- 普段は隠している本心を話すようになる
- 相手の話を聞くことに専念すると、絆が深まる
- ネガティブなフィードバックはテキストではなくて直接話して伝える
- お互いに気まずさを受け入れることで誤解がなくなる
- 何を言うかではなく、何を言わないか
- 何か良いことを言おうとする気持ちがチームの文化を壊す
- 時々リーダーが敢えて不在になり、メンバーだけで意思決定できるようにする
- チームで共通の目標を持つ
- 現実のチームと理想のチームを物語として認識する
- ピグマリオン効果
- カスタマーの喜びの声を聞かせるだけでパフォーマンスが上がる
- 何を優先にするのか、優先順位を決める
- 客が大事なのか、メンバーが大事なのか